皮膚は心の状態を敏感に表す
以前、皮膚の状態は「自分の外界への信頼度」や「自分の存在価値(意義)の認識」が関係すると話した。
かゆみとか痛みがなくても、皮膚の状態というのは、その人の内面を敏感に表しやすい。
とくに子供の場合は顕著。
大人になるにつれて様々な経験をしていくから、自分の外で起こることに関して予想のつく物事は増えていく。
またその経験から鍛えられてもいくので、子供も、より皮膚は強くなっていく。
しかし、子供は経験が少ないことから予測できないことも多い。
周りの大人の大きい声や、乗り慣れないと電車の音でさえも怖がるもの。
赤ちゃんなら尚更。
テレビの大きい音や周りの人の大きい声や音、すべてが予測不能で理解が追いつかないもの。
不安、驚き、怖れ。
親の叱りごとや言葉を理解できず、周りのすべてをそのまま受け取ってしまう。
そういった外側からの物事が影響し皮膚に表れる。
内面も同じで、
恥ずかしかったら赤くなる
怖かったら青ざめる
怒ったら赤くなる
このように心の反応が内側から早く表れる。
つまり皮膚の症状は、外側からの影響も内側からの影響も顕著に出やすくなる。
心の中に不安が多いほどに。
赤ちゃんや子供の皮膚の症状が表れたら、まずは置かれてる環境から疑うといい。
これは大人も同じように見ていい。
より平穏でいられる環境
平穏でいるための心の在り方
体に取り入れている物(食べ物や飲み物)
発散できる体
子供は夫婦喧嘩も自分に向けられた叱言も、理解できないものほど怖れを感じるものなので気をつけましょうね。
皮膚の症状について、東洋医学的な観点ではどう見るか
⇒ 皮膚のかゆみ、痛み、肌の症状を治癒へと向かわせる方法