上下に偏るという性質
全てのことが、頭を通して行われる人。
考えることで行動に出たり体に症状が出る人。
例えば、食い合わせが悪いと言われることをすると、その通りになる。
これをすると健康になるよって言われて、信じ込むとそうなる。
そういう傾向の強いタイプ。
この傾向の強い人は、大義名分とか真理、常識的にとか、みんなしてるとか、そういうフレーズに弱い。
そんなキーワードは最も納得しやすいからです(笑)
「上がる」というのは、このタイプに多い特徴。
すべてのエネルギーが上がる。気が上がる。人前で上がる。
分かりやすい人は、歩き方も体を上下して浮いていくように歩きますよ。
この上下タイプの人が偏りすぎてしまうと、考えてばかりで動けなくなってしまいます。
頭に血液をたくさん送り続けてきるから頭が重くなる。
その頭を支えるために首がまっすぐに伸びていて太い。
首から腰までの背骨がまっすぐな姿形をしてるから、見た目も性質も直線的・平坦です。
また、体の固さも頭を固くしてしまう傾向があります。
これほ神経の伝達の性質上、筋肉に緊張があると脳に神経刺激が入り続けるから頭が休まらないという医学上の理論でも理解できます。
頭と体がお互いに影響し合って、ますます固くしてしいます。
頭で納得した物事がすべてだから、それを外れると体が壊れることもある。
もしくは、頭の緊張が体を壊してしまう。
そういう意味では信じたことが本当になるから、とても素直なんだよね。
頭を使うことがエネルギーの発散になったり、エネルギーが思考となる人。
内向するとそういう頭の緊張が消化器系に過敏反応を起こしてしまう。
頭で納得しないと動かないから頑固とも言え、理屈っぽい。
考えて納得してから動くから行動がゆっくり。
現代は、ITの進化によって誰もが少なからずこの傾向を持ち合わせています。
思考ばかりを極端に使いすぎると、頭も重くなり体も固くしてしまいます。
最近では女性もこの傾向が強いのを施術しながら感じています。
納得してからでないと動けない方は、ヒントにしてくださいね。
考えてばかり→頭が固くなる→体が固くなる→脳が休まらない→眠れない
布団に入っても頭が休まらないから、眠らないことが一番のストレスになるし、体を壊す原因になります。
頭というのは、心が感じたことや自然と湧き上がってきたことを体(表現や行動)に移すために使うもの。
でも、それ(頭や思考)を止めることや、自分のエゴで使ってしまう人が多い。
人は動けたら本当はすべて上手くまわっていくというのを体験できたら、およそ考えたことが本当になるこのタイプの人の最大の能力でもあるのですよ。
それを意識で方向を変えてしまって上手く回らないということがほとんどと言われる。
感じたこと、湧き出たことをどうやって形にするか。
最も頭を使えるこのタイプの人が、上手に感じたことを形にしていけるといいですね。