胃の痛みから自分に気づいてみて
何か心配事や悩み事がある
思ってることが言えずストレスが溜まる
そういったことから胃が痛む場合があります。
さらにその根本には触れないまま、胃の症状だけを抑えようと薬を飲むことも。
とてももったいないなぁ、と思うことがあります。
サロンに来られるお客様には、そういった体験について一緒に話をしながら、逆に自分の健やかさを高めるために使ってもらっています。
出来事に対して敏感すぎたり、体の不調が慢性化していると思い込んでしまったりしているお客様が、自分の力で体を健やかにしている様子を見ていると嬉しくなります。
話をもとに戻しますね。
いくら薬で痛みを止めたとしても、それでは胃の症状を起こした本当の原因が消えていないことは分かりますよね。
けれど、多くの場合、それを選択するということが日常になっています。
これはほんの一例なんだけど、これと同じようなことが体の不調として教えてくれていることなんだよ。
何かで痛みを止めるんじゃなくて、それを生み出している心配事やストレスに一度でいいから目を向けること。
そこを癒さなければ、実は体は癒えていかない。
(古い傷が残った状態からの話は、また別の機会に)
でも、どうにもならない(と、思い込んでるか、目を向けない)から薬に頼るんだよね。
ただ、決してそれが悪いということじゃないんだ。
おそらくいつも同じような問題に引っかかってしまって胃を痛めているのかもしれない。
そういうことって、引っかかることの根っこは自分の中にあるから、その塊を取り除いていかないと繰り返してしまうんだ。
胃は「意」。
自分の意と異なることをしている自分
意を発せない自分
意を抑え込んでいる
これらが胃を痛めてしまう根本にある。
ストレスは外から来るって思ってしまいがちだけど、実はこういった出せない自分の中にあることが多いよ。
15年程前、僕も一時期かなり強烈な胃の痛みを生じてしまったことがあったけど、その時はやはり自分の意志表示を完全に抑え込んでしまっていた時だった。
でもね、そういうことがあったから、自分に目を向けるようになってきた。
元々がエネルギーの発散を感情で発する性質だったから尚更だね。
そういう感情というものと体というところには特に興味を持った。
でね、見えてきたことが、体というものは心の状態や性質ということをちゃんと体に表しているということが見えてくる。
今回は「胃」ということで話してるけど、これ以外の症状も、、、
というか全ての症状や病気には、自分の意識が関係している。
もうね、耐えられない痛みを発するような状態や症状なら薬を飲んだり、取り除くこともやむを得ないと思う。
それで痛みや症状から一時でも解放されたなら、そこから先はそういった根本と向き合って手放していかないと繰り返してしまうよっていうことなんだ。
薬は悪ではないから。
ただ、薬だけに頼って症状や環境が変わらないことは、あなたの体を弱らせる一方だということ。
今月は、17日から5月の7日までが春の土用。
この土用は、消化器系のエネルギーが盛んになる期間。
自分の「意」とか、思い込み、思い悩み、そういうことから起きる問題を繰り返してしまう人は、この時期も不調を起こしやすいので要注意。
自分の体に起こる痛みや不調から、自分に気づいてあげよう。
胃は「意」。
自分にきづくための何かのヒントになれたらいいな。