コリや痛みに冷えは大敵です。
寒いのが嫌いな方が、冷えると体が固くなってコリや痛みが出やすいと来院される頻度が増えてきます。
それだけコリや痛みに冷えは影響します。
最近は風呂に浸からずにシャワーだけで済ませてしまうという方が多いですね。
とくにバリバリ仕事をしている方や育児や家事に追われて忙しい方に多いです。
体の芯まで温まらないので冷えが解消されず、忙しさで疲れも取りきれずコリや痛みとして出やすくなっている方が多いです。
私ぐらいの世代から上の方は風呂好きな方が多いですね^^
お風呂の効果をよく理解して入浴すると循環もよくなり体にとてもいいですよ。
お風呂には身体の汚れを落とすだけでなく、静水圧・浮力・温熱の3つの効果があります。
1、静水圧効果
水中では水面からの深さに応じて身体に静水圧が加わります。
このため腹囲が3~5cm、ふくらはぎで1cmくらい縮むほどです。
この水圧により、心臓の動きが活発になって血行がよくなります。
2、浮力効果
水中では水の浮力によって体にかかる重力が少なくなるので、腰やひざへの負担が小さくなって動きやすくなるます。
そのため、肥満やお年寄りに多い変形性、膝関節症の人でもあまり痛みを感じることなく関節を動かすことが出来ます。
3、温熱効果
温かいお湯につかると交感神経が働き、新陳代謝を促進して身体にたまった疲労物質や老廃物の排出を助けます。
また、ぬるいお湯につかることで副交感神経が働いて精神的に安らいで落ち着いた気分になります。
以上です^^
私は風呂に粗塩を入れて入るのが好きです。
保温・保湿効果抜群ですよ。
毒素排出にも美容にも効果的です。
何より循環がよくなると疲れも取れやすくなっていきますからね^^
冷えを改善してコリや痛みを出にくくしていきましょう♪
お風呂の後は急に冷やさないように保温することが一番大事です。
※持病をお持ちの方は医師とご相談の上、入浴方法には充分にお気をつけてください。