花粉症を解消するために手放していくこと
花粉症は、「怒り」という感情の根っこにあるものに気づき、それを認めて手放していくことで解消されていく。
立春。
暦の上では、今日から春。
春は「肝」のエネルギーが盛んになります。
肝は解毒作用のエネルギー。言い換えると「浄化作用」。
解毒が必要であればあるほど、肝のエネルギーは浄化のためにフル回転します。
この力が大きくなるほど、ほかのエネルギーが影響を受けてバランスを崩します。
浄化が必要な感情は「怒」。
「怒」は肝を傷めると言われます。
出し切れない「怒」
我慢してやり過ごしている「怒」
処理しきれずに残って塊となっている「怒」
こういった感情の不消化が、春に肝のエネルギーを過剰に使ってしまいます。
この大きくなった「肝」の影響を最後に受けるのが肺。
これが、春に出る症状の仕組み。
肝の状態は「目」に表れる
肺の状態は「鼻」に表れる
花粉症だと、浄化のためのエネルギーが大きく必要な人は、目の症状として表れます。
肺のエネルギーが影響を受けやすい人は、肝のエネルギーの大きさにやられて弱くなり鼻の症状として表れる。(肺については、また別に説明しますね)
ちょっと教科書的になってきちゃいましたね、、、
ちなみに僕は、目のかゆみがひどく、毎年この時期だけは目薬とアイボン必須でした。
20代の頃から約20年ほど続きました。
自分でも分かっていましたが、僕は短気でいつもイライラしてばかり。
しかし、怒りの感情が起こってしまう自分の中の根本と向き合い、認めて手放しを始めるようになってから少しずつ解消されていきました。
今では、たまに2~3回ぐらい少し目がかゆいかなという日があるぐらい。
妻が毎日ブレンドしてくれるハーブティーとの相乗効果もあり、取り組んでからの改善は早かったです。
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話がそれてしまいましたが、東洋医学的な観方(みかた)をすると、この花粉症の仕組みがとても分かりやすくなります。
そして、感情の影響を受けて体に、心にどう影響を及ぼすのかということも分かりやすいのです。
目の前で起きて感情を揺さぶる物事や、体や心に起きてくる悩み事や症状は、こうして自分の中にある根本に気づかせるために起きてくるんですね。
自分を知るという材料は、いろいろあるとは思います。
しかし、この東洋医学的観点のように昔から伝わり不変であることというのは、真理を捉えているから不変なんだということが分かります。
今日の図や表は、季節だけでなく、1日を通して見えてくることも多くあり、様々な角度から体と心の気づきとなるヒントがあります。
感情って表面に出ていることだけでなく、その根底にあることに気づくことが大事です。
その感情について、もう少し掘り下げていきましょう。
「感情」の根底に気づいていく