出ることは、体の素直な反応
悪いものが入ったから吐き出す。
体内に不要なものが入ったから下痢をして出す。
蓄積したものを発散したいから発熱する。
これらは体の素直な反応。
吐き出せない、下せない、全身で発熱できずに部分での炎症という形でしか出せなくなる人がいる。
いや、出すのが悪いことのようにしてしまう現代の風潮がいけないのか。
これ、体だけじゃなく、心も同じように素直に出したいのに出来ないでいる。
ノーと言えない。
不要なものをすっきり排除できない。
思いのまま出せず、分からないように小出しにしか出せなくなる。
こうやって対比すると、出さない出せないでいることが、体にも心にも不健康だって分かるよね。
そういう出せないことを体が違う形で出してくれる。
それが体が発するサインということ。
嘔吐
下痢
熱
咳
鼻水
あなたが出せないでいるのは何?
それが出せないのは、自分の何を守るため?
守るべきは他者の目を気にしての恐れや不安ではなく、自分の本当の思いや願いのはず。
真の自分を出すことが、自分を守るということ。
それを出せないから、代わりに体が出してくれている。
頭は直感を形にする思考
喉は思いを発する自己表現
胸や胃は委ねられる信頼
下腹部は自分自身と繋がる
会陰は生きる力、命のエネルギー。
肝・胆は怒りの解毒
心・小腸は喜びの循環
脾・胃は思い悩まない消化
肺・大腸は悲しみの浄化
腎・膀胱は怖れずに手放せる排泄
このようなことに気づかせようと、体は声を上げてくれる。
体のサインから自分を読み解き気づいていけるように。