季節の変わり目に調子が悪くなりやすい人
暦の上では、冬から春への変わり目「土用」入りしてから1週間が経ちました。
感情を出せずに我慢してしまい、胃などの消化器系の調子を崩しやすい人は、この土用の期間に体調を崩したり、痛みが出たり何かの症状として出てきます。
物事の選択基準や行動の基準は、タイプによって分かれます。
・大義名分など、自分が納得できる理由で動く
・好き嫌いで動く
・勝ち負けが基準で動く
・損得や不安解消のために動く
・抱え込んだものを守るために動く
タイプ別に分けると傾向としてこの5つ。
これは明確に分類できるタイプ分けではない。
基となるタイプがあり、リズムによってその傾向が強く出たり、元々の性質や生まれてから得てきた性質などが混合して表れたりもする。
(※性質だけでなく、体の形にも表れるので、その相違も合わせて読み解いていきます)
この中で、土用の時期にダメージを受けやすいのは、好き嫌いが基準の人。
感情を我慢することで、意志の「意(=胃)」をやられてしまう。
胃に影響を受けやすい人は、
湿気に弱い
思い込みから外れられない
自信がない
食で自分を満たそうとしたり、食が感情に影響する(逆もある)
など。
性格的には、感情の起こりは早いけど持続できない。自分を出せない人。
おとなしく穏やかな外見とは裏腹に、感情の起こりが早く、頭の中で四六時中さざ波が立っている状態。しかし感情が起こってもすぐ忘れる。
そして、出し切らないから古い(過去の)感情がどこかに残ってしまい、その時の残った嫌な印象とか悪い感情だけが部分部分に残っていて、消化できずに体に影響する。
どうでもいいことは相談するけど、自分で決めていることは出さない。
マゾ的な傾向があって、人が責めないと自分責めをしたりする。
このタイプの人は、感情を溜め込まず素直にサラッとだせる、または感情を吐き出せる場や人を作り、出していくこと。
体の状態や動きでは、左右の偏りが大きくなるので、そこを整えていく努力をすることが大事。
(足浴で左右の循環を整える。男性性と女性性のバランスを整える。インプットとアウトプットのバランスを整える。など)
心の状態と体って、変化の指標になるものが少ないから繋げられる人が少ないけど、自分の心の状態と体の動きや偏りを対比していくと、自分の特徴が掴めていきます。
そして、心の悩みは心、体の悩みは体で解決できない時には、体のことは心から、心のことは体からアプローチしていくことで変化させていけます。