産後の骨盤矯正が必要なのは、外見だけのためではありません
整体や鍼灸治療には、妊婦さんも産後のママさんも多く来院されます。
(※法規により妊娠安定期に入るまで施術はできません)
もちろん祐天堂にも多くご利用頂いてます。
今は妊娠6ヶ月になる妻のケアもしています^^
妊娠中お腹が大きくなってくると腰が反ってきてしまい、腰や股関節に痛みが出る妊婦さんは多いです。
そして骨盤が開いてくるのと連動して頭の骨も微妙に変化します。
そのため頭痛の原因にもなったりする場合もあります。
妊娠中の様々な症状を軽くして、出産という大仕事の負担が少しでも楽になるようにと願って施術させて頂いています。
そして妊婦さんの多くが妊娠中から気にしているのが、
「産後は骨盤を早く元に戻したい」
ということです。
多くの方は身体のラインや痩せたいなど、見た目の外見から骨盤を気にされます。
しかし、それ以上に心配なのが、骨盤が歪んだまま閉じてきて歪みが残ってしまうことなんです。
これが原因で腰痛だけではなく、偏頭痛や肩コリが産後に出てきたり、ひどくなったという方がとても多いです。
また、骨盤の開きの片寄りから冷え性や婦人科系疾患などにも繋がってきます。
若いうちは気にならなくても歳を重ねるごとに重くなるので本当に骨盤は大事なんです。
産後は子宮も徐々に収縮していきます。
早く戻したい気持ちは分かるのですが、無理やり骨盤矯正をしても逆に身体に負担をかけてしまいます。
外見だけでなく身体の中まで変化を感じながら、少しずつ骨盤を調整していくことが後のことを考えると大事になってくるんですね。
産後は出来るだけ安静にゆっくり過ごしてくださいね。
だんなさんにタップリ動いてもらってください^皿^
骨盤調整は産後1ヶ月ぐらいから始めて大丈夫です。
出産は女性にとっては身体のリセットです。
赤ちゃんがハイハイして掴まり立ちして歩いていけるように、ママさんも1年ぐらいかけて戻していくぐらいでも遅くはありません。
産後の心身の状態と対話しながら、焦らずに大事に整えていきたいですね。
骨盤矯正したからといって安心していると、産後ということだけに関わらず片寄って開いてきます。
とくに産後は、妊娠中の身体のクセがて残っていますので、これだけはご自身で気をつけて頂かなくてはなりません。
思っている以上に足が開いて外側に重心がかかっていたり、かかとの方に重心がかかりすぎていたりします。
普段こんなことを気をつけてみると骨盤を締める力がついてきます