整体とは
整体とは、痛みやコリを取り除くための施術や療術、ボキボキ矯正する骨格や骨盤矯正等のことだけを指すものではありません。
「整う」ということは、体のバランスが整うとか、骨盤の歪みや姿勢の歪みが整うという表面的な形のことだけではないということです。
整う ＝ 調和
すべてのことと調和できる心身の状態であることを整体といいます。
そういう状態に近づくための１つの手法・手段として、施術や療術があるということです。
「調和」とは、
整う
釣り合いがとれる
馴染む
複数の物の間に釣り合いがとれており、まとまっていること
矛盾や衝突、対立などがなくまとまっていること
などの意味合いがあります。
身体すべてが連動して調和していること
体と心の調和
人との調和
自然や環境、周囲との調和
宇宙との調和
それぞれがほどよく釣り合ってバランスを取り合っていける状態。
そして、何か症状が出ても、不安になることなく自分を信じて上手く経過していける体と心。
そういった自然な状態であることが「整体」ということなのです。
病名から見る「整体」という体と治癒
たとえば、高血圧という症状。
それを薬で止めてしまうことは良いことなの？
血圧が高くなるということは、血液を上昇させていく力が必要だから圧を上げている状態。
高血圧という症状が悪いのではなく、他の原因があってそれを補うために血圧が上がる。
そうして、充分に行き渡ることが出来るから落ち着いてくるという仕組みが身体には備わっています。
これは医学や科学を否定している訳ではありません。
そういう症状があることが不安で仕方がない人には、薬で止めるていることが安心できて心身共に健全でいられることに繋がると思います。
ただ、そういうことを自動的に調整していける体でいることが「整体」ということです。
止めるのではなく、上手く経過できるということがとても大事なことなのです。
そういう一つ一つの症状は、その時その時に必要なサインとして表れています。
なぜ今こういう状態なの？
私は何と調和が取れていないの？
私は何を抑制しているの？
体に表れるサインから自分と向き合い、気づき、そして調和が取れてくると症状というサインは緩和されていき心身共に癒されていきます。
本当の意味での治癒へ
症状や病と対立して戦うのではなく、調和して癒していく。
自分が作り出したもの（自分の一部）と戦うのではなく、受け入れて手放していくということ。
これが本来の意味の「治癒」へと繋がっていきます。
このように「人」という身体と心が、そしてその「人」を取り囲む環境とも調和していることこそが「整体」と言えます。
調和がすべてを良くしていく
何を選択していくかは、それぞれの自由ですので、否定も肯定もしません。
ただ、祐天堂は、「整体」ということをこのように捉えて皆様にお伝えしています。
調和は自分だけではなく、すべてを良くしていきます。
体と心、人、家族、地域、社会、環境、宇宙。
自分はもちろん、自分を取り囲む全てが整っていく。調和していく。
その調和していることが「整体」ということです。
調和していくことで体も心も癒される。
そのスタートは、自分を知ることから始まります。
U.doの整体は、すべてを整えていく第一歩です。
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